乾燥が厳しくなる時期、敏感肌にはとくに肌荒れなどが起こりやすくつらい時期となります。
このごろ、なんとなく化粧のりが悪いと感じたり、顔色が暗く見えたりと気になる事はありませんか?
その原因は「肌のくすみ」です!!
「くすみ」があると体調が悪そうに見られたり、年齢より老けて見えたりと悪いことばかりです。
そんな「くすみ」の原因やその予防・対策方法についてお話しいたします。
Contents
肌がくすみやすくなる原因は?
乾燥するとくすみやすく、気になることが多くなるとお伝えしました。そこで気になるのが「くすみ」が起きる原因。
一体なぜ「くすみ」が起きてしまうのでしょうか?
乾燥
秋・冬と、だんだんと寒くなってきて肌の乾燥をしやすくなることが「くすみ」の原因となります。
肌が乾燥していると肌の代謝が乱れてしまい、ターンオーバーの周期が長くなるのです。
血行不良
この時期、気になる身体の冷えによる血行不良が起きることでも肌はくすみやすくなります。ほかにも運動不足やストレスなどによって血行不良は起きやすくなっています。
血行不良が起こることによりこちらも肌のターンオーバーを乱してしまいます。
紫外線
夏の間に浴びた紫外線も「くすみ」の原因となります。
紫外線によって刺激を受けてダメージが蓄積された肌は、またもやターンオーバーを乱します。それが「くすみ」の原因となるのです。
また、紫外線にあたることによってメラニンが増えます。この増えたメラニンがなかなか減らずに肌に沈着することで「くすみ」となることがあります。これがひどくなると「シミ」にもなります。
「くすみ」の主な原因はターンオーバー
原因として挙げたものを見ていただくと分かるのですが、全ての原因が最終的にターンオーバーの乱れにつながっています。
ターンオーバーってよく聞くけど実はいまいちわからないという方は結構いらっしゃるのではないでしょうか?ターンオーバーとはどのようなものなのか。
ターンオーバーとは
ターンオーバーとは、肌の新陳代謝のことです。肌の周期が大体28日前後と言われていて、その周期の中で古い皮膚がいわゆる「アカ」としてはがれていき、肌が新しく生まれ変わっているのです。このサイクルのことをターンオーバーといいます。
つまり、ターンオーバーが乱れるというのは、肌の表面にある、角質となった古い皮膚がうまくはがれずに残りやすくなっているという状態です。
ということは、ツヤがない古い皮膚が表面にあるということになりますのでお肌がくすんで見えるようになるのです。
ターンオーバーの乱れは、周期が早くなった状態のことを言うこともあります。ここでは、ターンオーバーの周期が長くなったことをターンオーバーの乱れと言っています。
敏感肌は要注意!なぜくすみやすいのか?
敏感肌は要注意とタイトルにもありますように、敏感肌の方はくすみやすいです。
なぜならば、肌トラブルが起きやすい敏感肌は、肌が常に軽い炎症を起こしている状態になっています。
それによって、敏感肌ではない方よりも肌に負担がかかっていて「くすみ」の症状が出やすくなっているのです。
このようなことがあるので敏感肌は「くすみ」だけでなく、「シミ」や「しわ」といった他の肌の老化現象も起こりやすい肌といえます。要注意です。
「くすみ」の予防・対策方法は?
ここまで「くすみ」の原因について説明しましたが、そこで気になるのが予防・対策方法!どうすればいいのでしょうか。
保湿をする
「くすみ」を予防するには、とにかく保湿をすることが大切になります。
保湿することで、乾燥を防いで肌に水分がしっかりある状態にしていると肌のバリア機能が整った状態になるのです。それによって、紫外線などの外部からの刺激を受けづらい肌になります。
日焼け止めをつける
日焼け止めをつけることによって「くすみ」の原因となる紫外線を防ぎます。夏だけではなく秋・冬でも紫外線はあるので、できればシーズン関係なくつけましょう。
SPFやPAが高いものにする必要はありません。強すぎる日焼け止めは逆に肌が荒れてしまうこともあるので、ご自分に合ったものをつけてください。
お風呂にゆっくりつかる
血行不良は「くすみ」の原因です。血行を良くして代謝をあげることが大切なので、お風呂にゆっくりつかります。
お風呂にあまりに長時間つかりすぎると肌の油分がほとんどなくなり、乾燥することもあるのでほどほどの時間であがりましょう。
まとめ
肌の「くすみ」の原因はおもにターンオーバーの乱れによるものだとおわかりいただけたと思います。ターンオーバーの乱れを整えるには、保湿が一番大事なのでしっかりとケアしましょう。
敏感肌の方は特に気をつけてみてください。
化粧のりが悪いと感じたり、顔色が暗く見えたりすると気分が下がります。予防・対策してこの冬を一緒に乗り切りましょう!